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2015年2月18日 (水)

第1回「スワリクフィロソフィーへの想い」の作文を全社員に募集しました

弊社は創立40周年を機に「スワリクフィロソフィー」と題した手帳を作成しました。

スワリクフィロソフィー(フィリソフィーとは、考え方・哲学という意味)の基本は「人間として何が正しいのか」というシンプルで道徳的、倫理的な考え方です。

弊社が50年、100年と未来永劫成長し、社員全てが幸福になる為には、日々スワリクフィロソフィーを判断基準として業務に取り組むことができるようにと、作成したものです。

今回、社員それぞれの「スワリクフロソフィーへの想い」を作文にして募集しました。

その中で最優秀に選ばれた2作品をご紹介します。

スワリクフィロソフィーについての感想文

 

私はスワリクに入社して12年目、松本営業所に転籍して丸3年になろうとしています。その間色々な出来事がありました。特に松本営業所に転籍して今日に至るまではさまざまな葛藤や喜び、苦悩がありました。

24.渦の中心となれ

松本営業所で新規イオン業務が開始された時、まずこの渦の中心となれが私には要求されました。自分が中心となり一つの現場の時間コントロール、品質保持をしていくのに最初は戸惑いしかありませんでした。人に指示命令を下す事などしたことありませんでしたから当然と言えば当然ですが。周りの仲間が自然に協力してくれる状態をつくる為にはまず、

自分が主体的に動き、周りの仲間もそれを見て次はどうしたら良いのか日々の作業の中で

少しづつ理解して自分が呼びかけなくても率先して作業を行ってくれるようになります。当然、細かい指示命令をこちらでしますが、これはやっておくから他の伝票関係をお願いします。と、逆に言われた時は自分が中心となってやってきた成果が少し見え、嬉しかったのを今でも覚えています。今でもこの仕事は続いていますし、乗務員、お客さんからの問い合わせにも自分が中心となり責任を持って対処しています。

40.真の勇気を持つ

今の私に要求されているのはまさにこのことではないか、と思います。管理業務に携わり始めてからこの場面に何回遭遇し、自分の信念を持って行動できた事が何回あったでしょうか。フィロソフィーには「ルールに反した行為を目にしても、仲間から嫌われまいとして、注意したほうがよいと分かっていながら安易な道を選んでしまう事がある」とあります。相手の為を思って注意して大喧嘩になった事もありました。相手も年下の私から注意され、気に入らない事もわかっていて言いました。大喧嘩しましたが後日、その仲間から電話がありきちんと理解をしてくれました。自分が信念を持ち伝えたらいつかわかってくれると思うのです。あとは自分がその場面に遭遇した時に勇気を持って相手や仲間に伝えれるのか。会議の場でも発言せずに後になって不平不満を言うのはルール違反だと思いますし、皆と意見が違えど本当に会社を良くしたい気持ちがあるのであれば積極的に発言し、皆にも発言して頂ける環境を考えていきたいと思っています。まだまだ真の勇気を持って物事に取り組める人間だ、と大きな声で言える人間ではありませんが自分の信念と共に勇気を持ってこれからも行動をしていきます。

4.生きていることに感謝する 六つの精進より

一昨年、大きな事故をしました。高速道路での事故でした。結果から言えば4ヶ月間は完全に歩けない状態、首の骨の損傷もある大事故です。見た目は問題ない今でも後遺症が出ます。その時に事故をして周りの仲間、友人、家族が本当に心配してくれ生きててよかったと言ってくれました。そんなことを言ってもらえる私は心底、幸せ者です。ある仲間がまだやるべき事があるから生かされているんだよ、と言って私を勇気づけてくれました。

そのやるべき事が明確にわかっているわけではありません。ですが、その言葉に勇気づけられここまでやってこれたのも事実です。ああいう事があった今だから周りの仲間達への感謝を忘れず、日常生活を精一杯送りたいと思っています。

 

自分が迷った時にスワリクフィロソフィーはふと読むと何かを気づかせ、考えさせてくれるものだと思います。ありがとうございます。

 

松本営業所 藤澤一教

スワリク フィロソフィを読んで

《17.「ありがとうございます」の感謝の気持ちを持つ》

 

諏訪営業所 渡辺 勝

 

日々の生活や仕事をしている中で、感謝の気持ちが大切だと思うことが多々ある事に気づかされます。

  会社の皆さん、お取引先様、家族など数え切れない程の人たちに生かされていると思います。

  フィロソフィ8に書かれている様に、個人完結型の職業柄、物事を一人で考え、処理や対応を自分の考えだけで行動してしまうことがあります。

 そのような時に、他の人の意見を聞くことにより、自分では思いつかないようなことを教えて頂いて、問題の解決、効率が良くなったり、安全性の向上など、自分にとってプラスになる事を気づかせてもらいます。また、積み降ろしの場所などでも、他社のドライバーさんにも助けてもらう事もあります。

 家族などは、どんな時間帯にもかかわらず、仕事前の様々な準備をして頂き、出発時には「気をつけて」など、声を掛けて気持ちよく仕事が出来る様に、送り出して頂けます。家族も人なので、体調の悪い時や、気分がすぐれない時、眠い時などあると思いますが、自分には気づかせない様にしているのかなと思います。

 自分一人で仕事や生活をしている訳ではなく、様々な人にサポートしてもらって、今の自分が成り立っていると実感すると共に、感謝の気持ちになります。

 しかし今の自分は、このような時に感謝の気持ちが、どれだけ相手に表現する事が出来ているのかと思う事があります。「ありがとうございます」と言葉にするのは当然ですが、その後の自分の行動でも、相手への感謝の気持ちを表していく事が大切だと思いました。

 時には、厳しい意見をもらう事もあります。ですが それも自分には大切な助言だと思い感謝したいと思います。(そんな大きな心は持ち合わせてないので、なかなか出来ませんけど)

  これからも日々、人や物に感謝すると共に、自分自身も感謝される行動をしていきたいと思います。

  これからも、「ありがとうございます」と言葉にすると共に、社内のありがとうで賞カードを活用して、皆さんに感謝の気持ちを伝えていきたいと思います。

 平成27年1月